【人気再燃中!】トップ選手が多数使用中の「V>15 エキストラ」を徹底レビュー!!

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今回は、丹羽孝希選手を筆頭にVICTAS契約選手がこぞってテナジーから乗り換えて使用しているVICTASのフラグシップラバー

 

V>15 エキストラ

 

について、3カ月ほどじっくり使い込みましたので、徹底的にレビューをしていこうと思います!

 

V>15 エキストラってどんなラバー?

V>15自体は2015年7月に発売されたラバーで新商品という訳でもなく、また当時の新しい技術が使われていたのかというと、そういう訳でもありません。

むしろ、V>15の前作となったV>01が「回転がイマイチのうえ、どの技術もぶっ飛ぶ”超じゃじゃ馬ラバー”」というあまり良くない評価を受けたのに加え、V>15が定価6000円+税という高価格帯に設定されたこともあり、V>15は発売直後くらいしか大きな話題にはなりませんでした。

 

ところが、丹羽選手が2016年1月にVICTASとの電撃契約を果たし、ラバーをテナジーからV>15に乗り換えて実績を出し始めたことで再度注目の的になりました!

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それまで、テナジーから乗り換えるドライブ型のトップ選手なんてほとんどいなかったですからね~

その後もVICTASは有名選手との契約に成功し、最近ですと今年の全日本で準優勝した吉村和弘選手もカルテットAFC+V>15エキストラ両面に移行ました

全日本の時は張継科ALCに両面テナジー05だったものの、用具移行直後の日本卓球リーグビッグトーナメントで初優勝を果たすなど、完全にV>15“話題の人気ラバー”の仲間入りを果たし、発売から時間が経ってから人気に火がついた形です。

 

驚くべき使用実績 

つまり、V>15が再注目されてい大きな理由は、トップ選手による使用実績が詰み上がってきているからなんです!

 

使用している有名選手を挙げると。

丹羽孝希選手:日本代表、世界ランク現在8位(2017年10月更新)

吉村和弘選手:平成28年度全日本選手権準優勝

松平賢二選手:言わずと知れた「松平兄弟」のお兄さん

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他にも、緒方遼太郎選手出雲卓斗選手など、錚々たる面々がテナジーではなくV>15を使用して実績を出しているんです!

 ↓詳しくはコチラ↓

 

ここからレビュー開始!

 前置きが長くなりましたが、ここからやっと使用レビューに入っていきます。

試打前情報

【重量】

未開封状態:108g

カット前:72g

カット後:52g

158×150mmのラケットに引き伸ばさず貼ったこともあって、かなり重いです。157×150mmのラケットに普通の人が貼り付ければ、カット後50g前後と思われます。

重たい部類に入るラバーと言えます。

 

【シート】

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黒だとドイツラバーらしい光沢があります。この画像はほぼ新品のものを撮っているので余計に綺麗です(笑)

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赤になるとヴェガ・オメガのような曇り系のトップシートだということが分かります。

とりあえず、引っ掛かりは良さそう。

 

【断面図】

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 上から、V>15エキストラファスタークG-1ラクザXオメガ5プロになります。

粒は太めで短く、ラクザXとかなり似た構造になっているように見えますね。

 

ちなみに、このツイートの解答はコチラになります(笑)

 

打ってみた感想は・・・

まず、47.5度ということでフォア打ちのような軽打ではやや硬めの打球感です。構造的にもシートがガッチリしているので、球離れも少し早くなっています。

弾み自体は相当あり、弾道はやや直線的なのですが、翔龍やオメガ5プロのようなそこまで弾む系統ではないラバーを使っていた私は、同じような感覚でドライブすると中陣からでもオーバーミスが出ました。

真っ直ぐ前に飛んで行って、あまり「弧線を描いて球が落ちて台に収まってくれる」という感覚はせず、スピード系ラバーのような弾道です。

 

回転量に関しては普通のスピン系テンションという感じですが、弾道が直線的で弾みも強いことから、ドライブの威力という点では最上位に位置するラバーなのではないでしょうか。

中後陣からでも脅威を与えられるドライブを比較的簡単に出すことができるので、私レベルではあまり恩恵には与れませんが、台から離れることの多い男子の中上級者にはありがたい性能だと思います。

 

特徴的なのが、トップ選手の使用実績もあり粒の構造も回転重視に見えるのに、シート単体のグリップ力がそこまで感じられない点です。

回転自体はしっかりかかるのですが、特に弱めのインパクトの際はシートだけでは瞬間的なグリップ力があまり感じられず、尚且つ弾みが良いため、台からギリギリ出る球の処理が難しくやや上級者向けになります。

擦り上げようとするとスリップしたり、弾み過ぎてオーバーミスが出たりと、簡単に言うと”チキればチキるほどミスするラバー”といった感じです。

 

逆にラケット面をしっかり立てて、やや水平気味に後ろから前へフルスイングすると、回転無視で鋭いドライブが突き刺さります

打球感も47.5度とは思えないほどグッとスポンジに食い込んで落ちる感じもしません。

丹羽選手が記事で「V>15に慣れるのには時間がかかった。常にフルスイングする必要がある。」みたなことを言っていましたが、その言葉が良く分かります。

逆に、「常に食い込ませてフルスイング」というプレーができないと、弾みの良さから来る”扱いづらさ”が顔を出してきます。

このラバーは、如何に「ラバーを信じて前に振り抜く」ことができるか、が扱いやすく感じるかどうかを分ける決め手になると思われます。

 

シートでの強烈なグリップがないと悪い印象しか持たないかもしれませんが、その特徴がV>15の売りであるブロックカウンターのやりやすさ」に繋がっています。

つまり、あまり回転の影響を受けないということです。

実際に打ってみて、ブロックやカウンター時に「相手の回転の影響でふかしてしまう」というミスが明らかに減りました。素直に前に真っ直ぐ飛んでくれます。

ブロックが勝手に深く速く出てくれるので、「バックはあまり下回転打ちなどをせず、ブロックなどのミート系主体だ」という人にはバックにも地味にオススメです。

カウンターについては上級者になれば試合では頻繁に使う技術ですから、この“やりやすさ”がトップ選手がV>15を使用する理由の一つなのでしょう。

 

ちなみに、先ほどシートの構造が似ているといったラクザXですが、ラクザはシートのグリップが良いものの、その分シートの主張が激しく打球感にクセがあり、回転の影響も受けがちです。

一方でV>15はシートとスポンジの一体感があり、個人的にはこういう打球感のラバーの方が好きです(ファスタークG-1、GFT48、オメガ5プロなど)。

 

スマッシュなどのミート系に関しても、基本的にやりやすいです。

ただ、シートの食い込みは弱い感じなので、厚ラケや7枚合板などの、一般的に「ミートがしやすい」と言われているラケットに貼ると、弾きすぎて威力は出ますがコントロールが難しく感じます

飛距離が出るので、特にオーバーミスが増える印象ですね。

マリエキに貼ってちょうど良い感じ、スワットに貼ると少しコントロールに欠けるという感じでした。

 

それにしてもV>15を使った後にファスタークG-1を打つと、ミート系のコントロールのしやすさに感動しますね(;_;)

↑の画像にもありますが、逆にファスタークは粒が高くシートの食い込みが良いため、ミート系もやりやすくなってますね。

スピードが出るのでV>15を扱いきれるだけのパワーがあればスマッシュなどは強力な武器になりますが、そうでなければ、厚さを1段階落とすか、別のラバーをチョイスした方がミスしないと思います。

 

サーブ・レシーブなどの小技に関しては、弾みの良さとは裏腹に意外と好印象です。とにかく前に飛ぶラバー”なので、上にふき上がるようなミスは出ず、やりやすくキレが出しやすいです。

ただ硬さを感じるので、この硬さに負けないインパクトを出さないとラバーが弾いてしまい回転がかかってくれないため、ツッツキや流しを多用するなら問題ないですが、切るストップや特にチキータを使うならやはり中級者以上向けかと。

 

まとめ

 スピン系とスピード系のハイブリッドラバーの最高峰。
自分からガンガンに攻めていくスタイルで、かつ上回転のラリーにおいて一番力を発揮する系統のラバーです。
正直、私のような一般人には飛びすぎる印象があり、緊張した時の「とりあえず薄く擦って相手コートにループで入れる」みたいな甘っちょろいことをやる人向けではなく、常に前方向にしっかりフルスイングし、ラバーに食い込ませて打てる人向けです。
おそらく、男子で卓球が上手ければ上手いほど評価の上がるラバーではないかと。まさに「トップ選手が試合で勝つための”攻め”のラバー」という感じです。
 
ラケットとの相性については、ラバーが弾んでくれるのでラケットで弾みを確保しようとは考えなくて良いです。
その人の卓球のレベルにもよりますが、中級者までは5枚合板でも十分だと思います。板厚が薄いラケットを使いたいのであればもう少し弾んでも良いと思いますが、トップ選手で多い「カルテットAFC+V>15エキストラ」で弾みは十分だと思います。
正直、丹羽選手の「スワットパワー+V>15エキストラ両面」という組み合わせは、勝つための相当攻めた用具選択に感じられます。私じゃ絶対無理(^-^;
 
以上、長々とレビューを書いてみましたが、想像以上にハイスペックで、私には少し扱いきれてない感が否めません(笑)
正直、扱いやすい部類のラバーではないので、テンションラバー使用歴の長い、台から下がって打ち合うことの多い上級者にこそ勧めたいラバーですね。
逆に、私のような卓球歴の約半分を粘着ラバーで過ごしてきたような粘着ユーザーには、ラザンターRシリーズとか、レボリューション-Sシリーズみたいな”擦り打ち向けテンションラバー”の方が合っているなぁと改めて感じました。

 

  管理人セレクト (・∀・)b

 

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5件のコメント

  1. こんにちは。
    今回も詳細なレビュー、大変参考になりました。カウンターがやりやすそうだったので、V15もよいかなと思った時期もありましたが、自分のレベルでは扱えなさそうなことがよく分かったので、手を出す前に断念できて良かったです(^^)
    参考前に教えていただきたいのですが、同じく売れていて、しろーとさんも使用したことのあるファスタークG1と比べていかがでしたでしょうか。シートの写真からすると、ファスタークのほうが粒が高めに見えたので、ファスタークのほうが食い込みが良く扱いやすそうな気もするのですが…。

  2. 返事が遅くなってしまい申し訳ありませんm(__)m
    ファスタークはV15よりも断然食い込みが良いですね
    シートの食い込みの良さが原因だと思います
    それも手伝って、ファスタークG-1は硬度以上に食い込みが良く(特厚だと顕著)、また飛ばしやすさもあるので、フォアバック両方で扱いやすいです
    今現在、V15とG-1を貼っているので、近いうちに比較記事も書こうと思ってます!

  3. お返事ありがとうございます(^^)
    卓球王国の記事では、ラクザXよりV15のほうが食い込むことは分かったのですが、V15とファスタークG1との比較が分からず気になっていたので助かりました。
    ところで、しろーとさんの記事を自分のブログにリンク付けしてもいいでしょうか?シートの硬さを書いてるページがあるもので。

  4. リンクについては出典元を明記してもらえればご自由にどうぞ!

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